三色同刻は、知っていても実戦でほとんど見かけないレア役です。
一方で、トイトイや三暗刻と重なると一気に満貫・跳満クラスになる爆発力も持っています。
ここでは「確率」「他役との比較」「戦略的な評価」を数字ベースで整理しつつ、実戦での使い方まで一気にまとめます。
💡この記事で理解できるポイント
- 三色同刻の理論出現率・実戦出現率と、役満級との確率比較
- 「難度のわりに2翻」の妥当性と、翻数設計の考え方
- 実戦での狙いどころ・やめどき・複合時の打点イメージと扱い方
三色同刻の確率に対する結論と他役の確率との比較

まずは、三色同刻とは何か・どのくらい出にくいのか・他の役と比べてどのあたりのレア度なのかを整理します。
ここを押さえると、「基本的には狙わないけれど、こういうときは意識しよう」という判断がしやすくなります。
三色同刻 確率の目安と数値
データを整理すると、三色同刻は次のように位置づけられます。
- 実戦出現率(4人打ち・副露込み):約0.04%
- 目安:2,500回に1回
この数字は、他役に比べて三色同刻はレアな役であることを意味しています。
実戦で目にする三色同刻の多くは、「トイトイに寄せていった結果、たまたま狙えそうだから狙ったら、三色同刻もついた」という形です。
つまり、確率が低すぎるので、“狙うものではなく、偶然乗ってくるボーナス”という感覚が現実的です。
三色同刻と他役の確率比較
「どれくらいレアか」は、他の役と比べるとイメージしやすくなります。
出現率ベースで代表的な役と並べてみましょう。
| 役名 | 出現率の目安 |
|---|---|
| リーチ | 41.8% |
| タンヤオ | 23.2% |
| 三色同順 | 3.47% |
| トイトイ | 2.99% |
| 七対子 | 2.29% |
| 清一色 | 0.86% |
| 三暗刻 | 0.67% |
| 三色同刻 | 0.04% |
| 四暗刻(役満) | 0.04% |
| 国士無双(役満) | 0.03% |
※https://tenhou.net/sc/prof.html参照
この表から分かることは、三色同刻は役満・四暗刻や国士無双と「ほぼ同じ頻度」でしか出ないという事実です。
つまり、三色同刻のレア度は
- 一般役としては最上級のレアさ
- 一部の役満とほぼ同列
と位置づけるのが妥当です。

三色同刻は「数字だけ見れば役満クラスのレア役」だよ。
まずはここを押さえたうえで、「でも鳴けて複合しやすい」という性質もセットで理解しておこう。
三色同刻の確率から見るてりやき流の戦術と評価

ここからは、「レアなのは分かったけれど、実戦でどう扱えばいいの?」という疑問に答えていきます。
確率だけでなく、「鳴き可」「トイトイ・三暗刻との複合」「翻数バランス」まで含めて、戦略的な評価を整理します。
三色同刻を狙う場面とやめどき
まず結論として、三色同刻は「最初から狙う役」ではなく、「刻子に寄ったときだけボーナスとして意識する役」です。
狙う価値が出てくる代表的なパターンは次の通りです。
- すでに三色の対子が見えている
例:配牌〜中盤で「
・
・
」のような形になっている - トイトイ手(刻子が多い手)に寄りつつあるところで、同じ数字の刻子が2色できている
例:
ポン・
ポン済みで、
の対子もある
このような条件がそろえば、「三色同刻を本気で狙うスイッチ」を入れてよいです。
逆にいうと、ただ刻子が多いだけで三色の気配がないなら、無理に三色同刻は見ない方がよいです。
やめどきの判断基準は、次のように考えるとシンプルです。
この場合は、
- 三色同刻はあきらめてトイトイ・役牌・ドラ重なりでまとめる
- そもそも刻子手そのものをあきらめ、形を崩してスピード重視に切り替える
といった方向転換が必要です。
重要なのは、三色同刻を“狙いの中心”にしないことです。
「トイトイに寄せているうちに、たまたま三色同刻が見えたら一段ギアを上げる」くらいが、現実的で損しにくいスタンスです。
三色同刻の確率に関するQ&A
最後に、三色同刻にまつわる「よくある疑問」をまとめて整理します。
Q1. 三色同刻は役満級にレアなのに、2翻で妥当なの?
ボーナス役として考えたら、ある程度は妥当と考えられます。理由は次の3つです。
- 鳴き可であり、待ちが自由で柔軟性のある役
→ 役満の多くは門前限定。 - トイトイと複合しやすく高打点になりやすい
→ 三色同刻を3翻以上にすると、「鳴き跳満」が増えすぎ、ゲームバランスを崩しやすい。
「レア度だけ見れば役満でもいいのでは?」という感覚は分かりますが、鳴き可+複合性による高打点を踏まえると、2翻に抑えるのは納得できます。
小三元と同じような扱いの感覚です。
Q2. 実戦で三色同刻はどのくらい意識すべき?
基本スタンスは、「常に狙う役ではなく、刻子手に自然に寄ったときだけ意識するボーナス役」です。
- 刻子が多い手で同じ数字の対子がすでに二色以上ある
- 場に同じ数字がそこまで枯れていない
こうした条件がそろったときに、はじめて具体的に意識するくらいがちょうど良いです。
それ以外は、トイトイ・役牌・ドラ・タンヤオなど、もっと出現率が高くて期待値の高い役を優先してください。

三色同刻は“珍しさ”だけ見ると役満級ですが、「鳴ける2翻で複合しやすいボーナス役」という立ち位置だよ。
基本はトイトイや他役を優先し、形が見えたときだけ意識する使い方がおすすめだよ。
三色同刻の確率を踏まえた総括

この記事の最後に、三色同刻の確率と実戦的な扱い方をあらためて整理します。
「確率」「他役との比較」「戦術的なスタンス」をセットで覚えておくと、実戦で迷いにくくなります。
💡三色同刻に確率を踏まえたまとめ:
- 実戦出現率は約0.04で、およそ2,500回に1回という超レア役
- 出現率は四暗刻・国士無双などとほぼ同レベルで、役満級に近いレア度を持つ
- 一方で鳴き可かつトイトイ・役牌・ドラ・三暗刻などと複合しやすく、手全体の打点アップ要員として優秀
- 典型的な複合例は「三色同刻+トイトイ=4翻」で、役牌やドラが乗ると満貫〜跳満になりやすい
- 基本スタンスは「常に狙う役ではなく、刻子系に自然に寄ったときだけ意識するボーナス役」
- 三色対子がそろいかけているときや、端牌(1・9など)が三色で重なっているときは、鳴きを前提に三色同刻を強く意識してよい
- 場に特定の数字が枯れていたり、他家の攻撃が速いときは、三色同刻に固執せずトイトイや安全な和了ルートに戻るのが正解





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