二盃口と七対子の違いが分かりづらい!ふたつの違い・複合可否を解説!

麻雀役
こんな方におすすめの記事です
  • 二盃口と七対子の「本当の違い」を、牌姿レベルでハッキリさせたい人
  • 「同じ形で二盃口にも七対子にも見える手」が出たときの点数処理に迷っている人
  • 実戦で、二盃口狙いと七対子狙いのどちらを選ぶべきか判断基準を知りたい人

二盃口と七対子は、どちらも面前限定で、見た目もよく似た役です。
ですが、役の定義と点数の付き方はまったく別物で、ルール上の扱いもはっきり違います。

この記事では、まず「結論とルール上の整理」を押さえ、そのうえで実戦でどう使い分けるかまで、具体例を交えて解説します。

💡この記事で理解できるポイント

  1. 二盃口と七対子の役の定義・構造の違い
  2. 同じ牌姿でも「どちらで数えるか」「複合するのか」の正しいルール
  3. 打点・複合役の違いから見た、二盃口ルートと七対子ルートの選び方

二盃口と七対子の違いの結論

まずは、このテーマで一番よく聞かれる疑問に対して、結論から整理します。

▼この章で理解できること

  • 二盃口と七対子の「役としての定義」の違い
  • なぜ同じような牌姿でも、面子手と特殊形に分かれるのか
  • 牌姿例を通して、二盃口と七対子を見分けるコツ
  • 「二盃口と七対子は同時に成立しない」というルールの意味

二盃口と七対子の定義の違い

結論から言うと、二盃口七対子は「まったく別ジャンルの役」です。

二盃口(りゃんぺーこう)

  • 定義:一盃口が2つそろった形
  • 構造:順子4面子+雀頭 の「普通の面子手」
  • 翻数:3翻(門前限定)

七対子(ちートイツ)

  • 定義:違う牌の対子を7組そろえる
  • 構造:4面子+雀頭ではない「特殊な和了形
  • 翻数:2翻(門前限定・25符固定)

ポイントは「二盃口は「順子手」、七対子は「対子手」。 役の系統がまったく違う」です。

同じ「2枚1組」をたくさん抱えるので見た目は似ますが、
二盃口は「順子として数える役」、七対子は「対子として数える役」です。

面子手と特殊形の構造差

もう少し構造に踏み込んで見ます。

通常の和了形は、「4面子+1雀頭」という形が基本です。
これを「面子手」と呼びます。

たとえば、

    面子手の例。
4萬5萬6萬|4萬5萬6萬|7筒8筒9筒|7筒8筒9筒|東東

    のような形です。順子4つ+頭1つ、きれいな面子手です。

    上記を並び替えると、

    4萬4萬5萬5萬6萬6萬7筒7筒8筒8筒9筒9筒東東

    となり、全て対子のように見えます。
    しかし、分解すると、順子4つ+頭1つなので、面子手という扱いになります。

    一方、七対子はそもそも構造が違います。

    • 面子が1つもない
    • 対子が7組あるだけ
    • 「4面子1雀頭」のルールから外れた例外形

    たとえば、

    七対子の例。
1萬1萬|3萬3萬|5萬5萬|8筒8筒|1索1索|東東|白白

    です。
    この手牌は、順子4つ+頭1つに分解できないので、面子手という扱いにはなりません。

    なので、同じ牌姿に見えても、

    • 4面子1雀頭として分解できるなら面子手(=二盃口側)
    • 面子にできない、対子7組だけなら七対子

    という見方になります。

    牌姿例で見る二盃口と七対子

    代表的な「二盃口にも七対子にも見える牌姿」を見てみます。

    4萬4萬5萬5萬6萬6萬7筒7筒8筒8筒9筒9筒東東

    この牌を2通りに見ます。

    順子手として見る(=二盃口)

    面子手の例。
4萬5萬6萬|4萬5萬6萬|7筒8筒9筒|7筒8筒9筒|東東

    ※一盃口が2つ → 二盃口(3翻)

    対子手として見る(=七対子)

    4萬4萬|5萬5萬|6萬6萬|7筒7筒|8筒8筒|9筒9筒|東東

    ※7組の対子 → 七対子(2翻)

    牌姿そのものは同じですが、
    「順子として区切るか」「対子として区切るか」で役の種類が変わります。

    ここで重要なのが高点法(高い役が適用される)というルールです。
    要するに

    • 形は二盃口、七対子のどちらも条件を満たす
    • しかし、両方を同時につけることはできない
    • さらに、麻雀には高点法があるため、必ず「二盃口(3翻)」として扱う

    といったルールです。

    つまり、

    • 「二盃口+七対子=5翻」には絶対にならない
    • 同じ牌姿なら、必ず二盃口だけが採用される

    の2つを覚えておけば、ルール面で迷うことはなくなります。

    てりやき
    てりやき

    二盃口と七対子は「牌姿が似ているだけの別ジャンル」と割り切るのが一番スッキリだよ。
    同じ形なら常に二盃口優先、七対子との複合なし、という2点をまず頭に入れておこう。

    二盃口と七対子の違いの実戦での考え方とてりやき流選択術

    ここからは、「ルールはわかったけど、実戦でどう考えるか?」という話に入ります。

    ▼この章で理解できること

    • 翻数・符・複合役の違いから見た「どっちが得か」
    • 二盃口と七対子における実戦での選択
    • 二盃口と七対子に関するよくある疑問への答え

    打点・複合役・ローカル役の比較

    次に、二盃口と七対子でどんな役と複合しやすく、どれだけ点数差が出るかを整理します。

    翻数・符の違いと点数設計

    ざっくり整理すると、こうなります。

    翻数備考
    七対子2翻25符固定平和と複合しない
    二盃口3翻20〜40符程度平和と複合可能

    七対子は2翻役、二盃口は3翻役です。
    なので、どちらの役も狙えるケースにおいては、点数的には二盃口を狙うのが良いです。

    複合しやすい役の違い

    代表的な複合関係をまとめます。

    二盃口と相性が良い役

    • 平和
    • タンヤオ
    • 混一色
    • 清一色

    七対子と相性が良い役

    • タンヤオ
    • 混一色
    • 清一色

    ※各役の詳細は、麻雀役一覧(PDF)をご覧ください。

    ここから導ける重要ポイントは、「二盃口でつく役は、ほとんど七対子でもつく。 ただし、平和だけは二盃口側の特権」ということです。

    二盃口と七対子の両天秤のてりやき流実戦判断

    麻雀の実戦の中では、二盃口と七対子のどちらで待つかを選択する場面があります。
    点数的には二盃口を狙うべきですが、上がりやすさ等を考えると七対子のほうが良かったりします。

    選択する基準としては、打点、上がりやすさの2つです。
    基本的には、下記のような基準で選択することで、安定して勝てるようになります。

    • 七対子では打点が足りず、もっと高打点が必要
      →二盃口
    • 七対子で打点は足りていて、かつ、何でも良いから上がりたい
      →七対子

    基本的には待ち選択できる七対子のほうが上がりやすいです。
    一方で二盃口は待ち選択できないことのほうが多いけど、待ちを犠牲にしてでも打点を求める場合は、二盃口を狙いましょう。

    たとえば、

    4萬4萬5萬6萬6萬7筒7筒8筒8筒9筒9筒東東南

    のような手牌だと、5m(二盃口)か2z(七対子)のどちらかの待ちを選べます。

    上記のような場合、上がりやすさ重視だと2z待ちの七対子を選び、打点重視だと5m待ちの二盃口を選ぶのが良いです。

    てりやき
    てりやき

    打点(ドラ込み)と上がりやすさのバランスをベースに、局面ごとにどちらを選ぶのが良いかを考える習慣を付けよう。

    二盃口と七対子の違いにおけるQ&A総まとめ

    最後に、実戦で迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめます。

    Q1. 同じ形のとき、二盃口と七対子はどっちが優先?

    A. 必ず二盃口(3翻)が優先されます。
    「二盃口+七対子」で5翻になることも、七対子だけを選ぶこともできません。

    Q2. 七対子を選んだ方が得になる局面はないの?

    A. 点数では二盃口が得ですが、上がりやすさ重視の場合は、七対子のほうが得になることが多々ありあます。
    打点重視なのか、上がりやすさ重視なのかは、点棒状況などを踏まえて選びましょう。

    二盃口と七対子の違いのまとめ

    この記事で押さえておきたい要点は次の通りです。

    💡二盃口と七対子の違いに関するまとめ:

    • 定義の違い
    • 二盃口:一盃口が2つある「順子手」(面子手/3翻)
    • 七対子:対子7組の「特殊形」(対子手/2翻・25符固定)
    • 構造の違い
    • 二盃口は「順子4面子+雀頭」で、見た目が対子7組でも中身は順子4組
    • 七対子は「面子0+対子7」で、4面子1雀頭から外れた例外
    • 高点法と優先順位
    • 同じ牌姿で両方に取れる場合、必ず翻数の高い二盃口(3翻)が採用される
    • 七対子をあえて選んで安く上がることはできない
    • 点数設計の違い
    • 七対子:2翻25符固定
    • 二盃口:3翻+可変符

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