緑一色(リューイーソー)は、索子の一部と發だけで作る、とても派手な役満です。
見た目がきれいなうえに、確率もかなり低く「ロマン役」として人気があります。
ただし、緑一色は出現確率が低いため、実戦で勝つには狙いすぎるとマイナスの戦略です。
この記事では、信頼できる統計データをもとに緑一色の確率を整理しつつ、実戦での狙い方・やめ時・他役満との比較までまとめていきます。
💡この記事で理解できるポイント
- 緑一色の出現確率と、四暗刻・国士無双など他役満とのレア度比較
- 緑一色を狙う配牌と判断基準
- 実戦で「いつやめるか」の判断基準と守備への活かし方
緑一色の確率と他役満との比較

この章では、まず緑一色とは何か、その点数と確率を整理します。
ルールや数字をざっくり押さえてから、次の章で実戦的な狙い方に進みます。
緑一色の確率と具体的数値
ここが本題です。
緑一色の出現確率は、0.002%前後とされています。
天鳳の12年分の実戦データでは0.0015%(約67,600和了に1回)とされています。
実戦感覚としては、
- 6万〜7万回アガるあいだに1回見られるかどうか
- 役満の中でもかなりレア寄り
という位置づけです。
他役満との比較(レア度)
天鳳の統計から、主な役満の出現頻度をざっくり抜き出すと、次のようになります(和了1回あたり)。
| 役名 | 頻度の目安 | 確率(おおよそ) |
|---|---|---|
| 四暗刻 | 約2,500回に1回 | 0.04% |
| 国士無双 | 約2,900回に1回 | 0.035% |
| 大三元 | 約3,000回に1回 | 0.034% |
| 小四喜 | 約10,000回に1回 | 0.01%弱 |
| 字一色 | 約24,000回に1回 | 0.004% |
| 緑一色 | 約67,600回に1回 | 0.0015% |
| 清老頭 | 約77,500回に1回 | 0.0013% |
| 九蓮宝燈 | 約123,000回に1回 | 0.0008% |
| 天和 | 約323,000回に1回 | 0.0003% |
| 四槓子 | 約2,720,000回に1回 | 0.00004% |
※他役満の条件は役一覧(PDFあり)からご覧ください
この表からわかるように、
- 四暗刻・国士・大三元よりははるかにレア
- 清老頭とほぼ同レベル
- 九蓮や天和ほどではないが、十分に「滅多に出ない」側
というポジションです。

緑一色の確率は約0.002%、和了6〜7万回に1回レベルと覚えておけばOK。
役満の中では「かなりレア寄り」だけど、九蓮・天和ほどの超激レアではない、というイメージだよ。
緑一色の確率を踏まえた、てりやき流の実戦活用と比較

ここからは、確率や条件を「実戦の判断」に落とし込みます。
どんな配牌なら本気で狙うべきか、どこで方針を変えるか、他役満との比較も含めて整理します。
緑一色を狙う配牌と判断基準
結論として、配牌がかなり良くないと、緑一色をゼロから組むのは非現実的です。
具体的には、次のような配牌が「スタートライン」になります。
逆に言うと、
といった配牌では、緑一色はほとんど夢物語です。
この場合、
- 混一色(ホンイツ:ソウズ+字牌)
- 清一色(チンイツ:ソウズだけ)
- トイトイ・發バック
といった「現実的な高打点」に切り替える方がはるかに勝ちやすくなります。
緑一色への手の進め方と判断のコツとしては、
- まず「ソウズ染め or 發役+高打点」を意識
- 進行の中で、





へ偏ってきたら緑一色本格狙いにスイッチ
という流れを意識すると、ムダな無理押しが減ります。
緑一色からの方針転換と注意点
緑一色は狙い続けても、場の流れや他家の動き次第で現実味が薄れていきます。
そのため、「ここを越えたらもう撤退」と決めておくことが大切です。
代表的な方針転換のサインは次のようなものです。
- 場に緑牌(2・3・4・6・8索+發)が出すぎている
→ 自分の必要そうな牌が3枚以上見えている色・数字が増えた - 他家の仕掛けやリーチが早く、こちらの手が重い
→ まだ2シャンテン以上なのに、すでに中盤〜終盤 - 自分の手の中で、1索・5索・9索を抱え続けている
→ これを処理しないと緑一色にならないのに、切ると放銃リスクが高い
こうした場面では、「緑一色→清一色 or 混一色+トイトイ」への切り替えが候補になります。
たとえば、
- 索子が多く、



で面子ができているが、
が足りない 
を抱えたまま手が詰まっている
という状況では、
- 1索・5索も使って清一色6翻(鳴き5翻)
- 刻子が多いならトイトイ+混一色+發
等の現実的な役を狙う方針に変更したほうが、打点・速度ともに安定します。
緑一色の確率と他役満比較Q&A
ここでは、確率を踏まえたよくある疑問に簡潔に答えます。
Q1. 緑一色は四暗刻や国士無双より出にくい?
A. はい。天鳳データでは、
- 四暗刻:約0.04%(約2,500回に1回)
- 国士無双:約0.035%(約2,900回に1回)
- 緑一色:約0.0015%(約67,600回に1回)
Q3. 実戦で「狙う価値がある」役満なの?
A. 「条件がそろえば狙う価値はあるが、無理には狙わない」が現実的です。
- ソウズに大きく偏った良配牌


がまとまっている- 点棒状況に余裕がある(親被りしても致命傷にならない)
こういった条件がそろって初めて「本気で狙う候補」になります。
それ以外は、多くのケースで清一色・混一色・大三元・字一色など、より現実的な高打点に切り替えた方が成績は安定します。
Q4. 緑一色を読まれたとき、相手にどう対応すればいい?
A. 守備側の話ですが、相手の副露が明らかに




ばかりのときは、



は絞る


もできるだけ絞る(清一色の可能性)
といった守備を意識します。

緑一色は「四暗刻・国士よりずっとレア、九蓮よりは少しマシ」くらいの希少役だよ。
実戦では、良配牌ならロマンを追い、苦しいなら素直に清一色やホンイツに切り替える、このメリハリが成績を守るカギになります。
総括:緑一色の確率と狙い方の要点まとめ

この記事の内容を、最後にポイントで整理します。
💡緑一色の確率に関するルール・戦術まとめ:
- 出現確率はおおよそ0.001〜0.0015%(約6〜7万和了に1回)で、四暗刻・国士よりはるかにレア、清老頭と同程度の希少さ。
- 実戦で本気で狙うのは、ソウズが8枚以上・そのうち緑牌6枚以上・6索8索發が対子以上といった“超好配牌”がスタートライン。
- 進行中に場に緑牌が出すぎる・他家が速い・1索5索を抱えたまま苦しい、などのサインが見えたら、清一色・混一色・トイトイ+ホンイツへの切り替えが有力。
- 2–3索・3–4索待ちテンパイなど緑一色確定でない待ちに要注意。1索・5索でアガると役満から混一色3翻程度まで一気に落ちる。
- 他家の緑一色気配(2・3・4・6・8索+發ばかり鳴く/ソウズを河に出さない)が見えたら、發と緑牌を絞り、代わりに萬子・筒子・1・5・9索から処理して守備を固める。
- 緑一色は確率的にはかなりレアだが、ソウズ染めから自然に移行しやすい役満でもある。ロマンと現実のバランスをとりながら、「狙う局」と「狙わない局」をはっきり分けて打つことが上達への近道です。


を抱えたまま手が詰まっている
もできるだけ絞る(清一色の可能性)

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