麻雀をリアルで楽しみたいと考えたとき、多くの人が最初に戸惑うのが「山の作り方」や「牌の取り方」です。でも、それらの基本をあらかじめ知っておくだけで、驚くほど安心して対局に臨むことができます。
本記事では、初心者でも分かりやすく実践できるように、山の構造や積み方、牌の取り方から配牌・ツモの順序、さらにはドラ表示牌や王牌の扱いまで、リアル麻雀の現場で必要な知識を網羅的に解説。
サイコロの使い方や開門の決定方法、ツモの進行方向など、現場でつまずきやすいポイントも丁寧にフォローします。
読み進めれば、初めての対局でも「何をすればいいのか」がはっきりと見えてきますし、堂々と卓につく自信がつくはずです。この記事を通して、あなたも自然な所作で山を作り、スムーズに牌を扱える“リアル麻雀の第一歩”を踏み出しましょう!
山からの麻雀牌の取り方(配牌・ツモ)を説明!

配牌の始め方とサイコロによる開門(カイメン)の決め方
配牌をスタートするには、サイコロを使って山のどこから牌を取るかを決めます。
親がサイコロを2つ振って合計値を出し、その数だけ親から反時計回りに数えていきます。例えば「7」が出たら、親から反時計回りに数えて7番目にあたる位置の山が今回の配牌起点になります
サイコロの具体的な配牌を取る山の決め方(例:サイコロの合計値が7):
- 親(東家)= 1番目
- 下家(南家)= 2番目
- 対面(西家)= 3番目
- 上家(北家)= 4番目
- 親(東家)= 5番目
- 下家(南家)= 6番目
- 対面(西家)= 7番目 ← ここが開門位置
そこから指定親のの山の 右端からサイコロの目数だけ 2枚1列=“牌山 1列”単位で数え、 その後ろで切り離します。これが開門です。
切り話した右側の山を王牌(ワンパイ)と呼び、右側の山から配牌を順次取っていきます。最初は戸惑うかもしれませんが、一度流れを掴めば誰でも自然と動けるようになります!
場の誰かが率先してサポートするだけで、全体のテンポもぐっと良くなりますよ。ルールに則った準備は、麻雀の楽しさを安心感ごと支えてくれる大切なステップです。
開門の具体手順
- サイコロの合計値で “どのプレイヤーの前の牌山を切るか” を決定(反時計回りに数える)
- 牌山の 右端からサイコロの目数だけ 2枚1列=“牌山 1列”単位で数え、 その後ろで切る。
例:7なら西家の山を選び、その壁の右端から7列目の後ろで開門。
配牌はどこからどう取る?取り方の流れとルール
実際の配牌では、4枚ずつを3回、そして親だけが最後にもう2枚、他の人は1枚ずつ取る――これが正しい配牌のやり方です。
この順序に沿うことで、親は14枚、それ以外は13枚の手牌が揃います。最初は慣れない動きかもしれませんが、焦らず丁寧に取りましょう。
配牌中は「どこから取ればいい?」と焦りがちですが、山の外側(切った場所の隣)から順に取るのが鉄則です。
配る手順を守れば、自然ときれいな手牌になりますし、間違えて余分に取る心配も減ります。配牌はゲームのスタートダッシュ。リズムよく、楽しい雰囲気で行いたいですね!
また、周囲と目を合わせたり、軽く声をかけ合うだけでも、配牌時の緊張がやわらぎます。人数が多い時は「配牌係」を決めてテンポよく進めるのもおすすめです。
ゲーム中のツモ牌の取り方と山の使い方
ツモ牌を取るときは「親から反時計回り」、そして山自体は「時計回り」に消化していきます。このリズムに慣れると、一気にリアル麻雀が身近になりますよ。自分の番が来たら、山の手前の一番端から1枚をツモるのが基本。
ツモる場所を間違えないように、卓の向きや山の切り口を意識しましょう。「あれ、次どこからだっけ?」と迷うときは、遠慮せず周囲に確認するのが安心です。
全員が丁寧に山を扱うことで、牌がきれいに減っていき、見た目も気持ちもスッキリします!丁寧に山を崩す姿勢は、マナーとしても高ポイントです。
また、テンポよく進行させるには、山を崩す動作も自然にできるよう意識してみてください。目線や姿勢を意識するだけでも印象が良くなり、対局中の空気も和らぎます。
王牌やドラ表示牌の仕組みと正しい取り扱い
王牌(ワンパイ)は、配牌時に山の一部を切り離して残しておく特別な牌の集まりです。王牌にはカンをした時に引く牌(嶺上牌)や、ドラ表示牌、裏ドラが含まれています。初心者のうちは「ここには絶対に触らない!」と覚えておけば安心。
ドラ表示牌は王牌の決まった場所(左から3列目上段)にあり、最初にめくって今局のドラを確認します。カンのたびに槓ドラもめくりますが、基本は配牌・ツモと区別して取り扱いましょう。王牌があることでドラのワクワク感やゲームの奥深さが生まれます。
「あ、これがドラか!」と毎回楽しみにできる要素ですよ。さらに詳しく理解したい方は、嶺上牌や裏ドラの意味や役割についても学んでおくと、上級者との会話にもスムーズに入っていけます。ドラの有無で得点が大きく変わるので、注目しておきたい大事なエリアです。
ツモの終了と流局―山から牌を取り終えるまで
1局が終わるタイミングは、誰かが和了した時、または山の牌が全部なくなった時です。海底牌(ハイテイ)は山の最後の1枚。ここまで取ったら、その局はおしまいです。
カンや途中流局のケースもありますが、まずは「山がなくなったら終わり」と覚えておくと良いでしょう。流局直前は、どの山からも牌がなくなりそうになるので、最後まできちんと順番を守ってツモをしましょう。
こうしたルールをおさえておけば、局の最後までみんなで安心して楽しめます。山が崩れる瞬間も、ちょっとした達成感があって気持ちいいですよ!
ちなみに、海底でのアガリには「海底撈月(ハイテイラオユエ)」という特別な役もあり、ドラマチックな終わり方になることもあります。役一覧を基に海底、河底という役を覚えておくと、逆転勝利することあるので、しっかり覚えましょう!
麻雀牌の取り方は?前提の麻雀牌の山の作り方と基本ルールを徹底ガイド

「山」とは何か?麻雀牌の役割と構造をやさしく説明
山とは、麻雀における「配牌」や「ツモ」のための、全プレイヤーにとって共通の牌が溜まった場所です。山が正しく作られていないと、そもそもゲームが始まりません。
各自の前に2段×17列(計34枚)ずつ牌を積み、4人で合計136枚。これが「壁牌」「牌山」と呼ばれることもあり、麻雀の進行そのものを支えています。
山を意識して丁寧に積むと、牌の滑りもよくなり、気持ちよく対局を始めることができます。「準備がきちんとできている!」という自信にも繋がりますよ。慣れてくると、見た目の美しさにもこだわる余裕が生まれ、それがまた気持ちを引き締めてくれます。
最初の印象も良くなりますし、ミスも減らせるようになります。
正しい山の積み方と並べ方のポイント
山を積む上での前提として、「2段×17列」「牌をすべて裏向き」「全員で四角く囲む」の3つがあります。全員でよく混ぜた牌を、枚数を数えながら自分の前に並べていきます。
積み方に慣れないうちは、枚数をチェックなど、確認しながら進めると安心です。山は卓の中央に寄せて囲み、できるだけ隙間なく、でも押しつぶさない程度に並べると見栄えもバッチリになります。
正しい山の形ができると、「いよいよ始まるぞ!」という高揚感が湧いてきます。これも麻雀の醍醐味ですね!積む姿が美しいと、それだけで「この人は慣れてるな」と思われることも。実は山の並び方でその人の経験値が垣間見える、という話もあります。
下記のようにYoutubeの解説動画で視覚的に学ぶと、麻雀の始め方は身に着きやすいので、おすすめです!
(総括)麻雀牌の取り方と山の作り方についての総まとめ
▼この記事のポイントまとめ
コメント