はじめに
こんにちは、てりやきです!
みなさん、急な質問ですが、
- あと聴牌まで何巡かかるんだろう?
- 他家からリーチされた・・今の手牌って押してもいいのか?
とか思うことはありませんか?
こういった押し引きや聴牌巡目の見方などに、「手牌の有効牌を引く確率」というのが役に立ちます。
例えば、
- 聴牌する確率が12%だから、8巡内に聴牌できそうだ!
- リーチされたけど、聴牌する確率が6%か。。16回ツモってにようやく聴牌できる確率だから、放銃しそうだし、引こう!!
といった感じで、いろいろ役に立ちます。
今回は、その有効牌を引く確率の計算方法を紹介したいと思います。
慣れるまでは難しいですが、慣れると簡単ですし、いろいろ役に立ち、あなたの麻雀を強くさせるので、最後まで読んでいただいて、練習してみてください!!
有効牌の中の1種類の牌を引く確率は3%
ずばり、有効牌の中の1種類の牌を引く確率は3%です!
なぜ3%なのかを説明していきます。
麻雀には合計34種類の牌があります。
- 萬子(1~9の9種類)
- 筒子(1~9の9種類)
- 索子(1~9の9種類)
- 字牌(東南西北、白發中の7種類)
その34種類の牌の中から1牌を引く確率は下のような計算式になるため、約3%となります!
- 1 ÷ 34 = 0.0294117・・・
ただし、1種類の牌に4枚あり、その状態であれば3%なので、もし4牌中2牌が河に捨てられたら、1.5%(3%÷2)となりますので、常に3%ではないことはご注意ください!
- 山に4枚残っている場合⇒3%
- 山に3枚残っている場合⇒2.25%
- 山に2枚残っている場合⇒1.5%
- 山に1枚残っている場合⇒0.75%
では、3%というのは何巡以内に有効牌をツモれる感覚なのでしょうか?
3%というのは33巡以内に1回だけ有効牌をツモれる確率です!
計算方法は下のような感じで、100%を有効牌をツモれる確率で割るという計算です
- 100% ÷ 3% = 33.3333
なので、有効牌を引く確率は下のような感じになります。
- 有効牌を引く確率が6% ⇒ 16巡(100%÷6%)に1回だけ有効牌を引く
- 有効牌を引く確率が9% ⇒ 11巡(100%÷9%)に1回だけ有効牌を引く
上を踏まえて、実際の手牌で見ていきましょう!!!
確率の計算
問題1
1牌引いて聴牌になる確率は何%でしょうか?また、確率的に何巡以内引けるでしょうか??(河の捨て牌は無視)
1牌引いて聴牌になる確率:12%
聴牌になる想定巡数:8巡
聴牌となる牌は4種類(1萬・4萬・6萬・9萬)なので、1牌引いて聴牌になる確率は12%(4種類×3%)。また、聴牌確率が12%なので、確率的には8巡以内(100%÷12%)に聴牌できます。
問題2
1牌引いて聴牌になる確率は何%でしょうか?また、確率的に何巡以内引けるでしょうか??(河の捨て牌は無視)
1牌引いて聴牌になる確率:6%
聴牌になる想定巡数:16巡
聴牌となる牌は4種類(2萬・4筒)なので、1牌引いて聴牌になる確率は6%(2種類×3%)。また、聴牌確率が6%なので、確率的には16巡以内(100%÷6%)に聴牌できます。
問題3
1牌引いてシャンテン数が下がる確率は何%でしょうか?また、確率的に何巡以内引けるでしょうか??(河の捨て牌は無視)
1牌引いてシャンテン数が下がる確率:39%
聴牌になる想定巡数:3巡
シャンテン数が進む確率は39%の計算は、10種類×3%+4種類×2.25%。2.25%となる牌は4種類(1萬、4萬、3筒、6筒)です。これらは手牌に1枚ずつあるため、山には多くても3枚のみです。また、3%となる牌は2,3,5,6萬、1,2,4,5,7,8筒の10種類です。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
少し難しい内容だったため、わからないことがあれば、お気軽にご連絡ください!
難しいですが、確率をベースした麻雀は必ず役に立つので、慣れるまで大変ですが、練習してみてください!!
最後に、僕が読んできた麻雀本の中で、押し引きにおいて、最も勉強になった本を紹介させてください。
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