七対子(チートイツ)の点数を点数表で完全理解!25符固定の仕組みと実戦活用法

Cc ルール・マナー
スポンサーリンク
スポンサーリンク
こんな方におすすめの記事です
  • 七対子(チートイツ)の点数計算方法や符計算の仕組みを正確に理解したい方
  • 七対子が1役なのか2役なのか、点数の数え方や例外ルールを整理したい方
  • リーチ・ツモ・ドラなどを組み合わせた実際の点数パターンを具体的に知りたい方

七対子(チートイツ)は、麻雀の役の中でも特に独特な形と点数計算で知られる役です。通常の4面子1雀頭という構成から外れ、7組の対子だけで成立するため、初心者から上級者まで印象に残る役のひとつといえるでしょう。

しかも、25符固定・門前のみで成立するため、複雑な符計算が不要です。符を足し算する必要がなく、翻数さえ分かれば即座に点数を導ける点は、他の役にはない魅力です。

本記事では、まず七対子の成立条件や25符固定の理由を丁寧に解説し、なぜ「2翻役」として扱われるのか、そして「1翻」と誤解されやすい理由にも触れます。その上で、子・親それぞれの点数早見表を掲載し、倍々で覚える語呂合わせ(8・16・32・64/12・24・48・96)も紹介します。

さらに後半では、ツモとロンの支払い配分の考え方や、七対子と複合しやすい代表的な役(タンヤオ・混一色・混老頭など)を例に、実戦での打点アップのコツを詳しく取り上げます。

最後には、リーチ・ツモ・七対子・ドラ2といった具体的な組み合わせの点数計算や、実戦での判断基準、そして迷わず覚えるための暗記法まで網羅。この記事を読めば、七対子の点数に関する疑問はすべて解消できます!

💡この記事で理解できるポイント

  1. 七対子の成立条件と25符固定の理由を体系的に理解できる。
  2. 七対子が2翻役である根拠と、1翻との違いを明確に整理できる。
  3. 子・親それぞれの点数やツモ・ロンの支払い配分を正確に把握できる。
  4. 七対子と他役の複合やリーチ・ドラ絡みの実戦的な点数感覚を身につけられる。
スポンサーリンク

七対子(チートイツ)の基本と点数の仕組みを理解しよう

Bb

七対子の点数は初心者がつまずきやすいポイントです。しかし、一度仕組みを理解すれば一生使える知識になります。ここでは、成立条件や25符固定の理由、そして誤解されやすい翻数について詳しく見ていきましょう。

▼本章の内容

  • 子・親の点数早見表と倍々で覚える語呂合わせ(8-16-32-64/12-24-48-96)
  • 七対子の成立条件と25符固定の理由
  • 七対子は2翻役?誤解されやすい1翻との違い

子・親の点数早見表と倍々で覚える語呂合わせ(8-16-32-64/12-24-48-96)

七対子の点数は翻数ごとに倍々で上昇します。子と親で点数が異なるため、次の表を覚えておくと便利です。

【七対子の点数早見表】

翻数子点数親点数
2翻1,600(400/800)2,400(800all)
3翻3,200(800/1,600)4,800(1,600all)
4翻6,400(1,600/3,200)9,600(3,200all)
5翻8,000(1,600/3,200)12,000(4,000all)

※()内の点数はツモ時の点数

また、ツモアガリやロンアガリで他家との詰めれる点差がどの程度変化するかを把握しておくことで、条件戦における押し引きの判断にも大きく役立ちます。

このように、翻数が1つ増えるごとに点数が倍になり、5翻で満貫に達します。満貫以上になると点数の上昇がゆるやかになるため、七対子は高打点の基礎として覚えておくと便利です。

覚え方はとても簡単です。子なら「8・16・32・64」、親なら「12・24・48・96」と語呂でリズムよく暗記できます!これを声に出して覚えておくと、対局中でも即座に点数申告ができるようになります。

さらに、実戦ではリーチ・ツモ・チートイツ・ドラ2などの組み合わせを想定して、どの翻数でどの点数になるかを事前にシミュレーションしておくと安心ですよ。

七対子の成立条件と25符固定の理由

七対子

七対子(チートイツ)は、7組の異なる対子を門前で揃えることで成立します。鳴きは一切できず、待ちは必ず単騎待ちになるのが特徴です。この「単騎待ち」はリスクもあり、場に3枚見えている牌を待つとアガれないチョンボになる可能性もあるため注意が必要です。

また、同じ牌を4枚使って2組の対子を作ることも禁止されています。ルールによっては例外的に認められる場合もありますが、日本の一般的な競技麻雀では成立しません。

他の役と違い、七対子では符計算を行いません。通常は面子や待ちの形によって符を加算しますが、七対子は例外的に25符固定と定められています。符の切り上げも不要で、点数が一定のルールで決まるのです。

そのため、初心者が符計算を覚えなくても点数を出せるという大きな利点があります。つまり、点数計算においては、符計算を丸暗記する必要がなく、翻数だけで判断できる非常にシンプルな役です。

七対子は2翻役?誤解されやすい1翻との違い

七対子は正式には2翻役です。しかし、一部の人が「1役」と誤解している理由は、2翻25符と1翻50符の点数が同じ1,600点であり、混同しているためです。符の概念を正しく理解していないと、25符という特殊な基準が分かりづらく、「1役でも同じ点数になる」と誤って覚えてしまうのです。

七対子は符計算を行わない独自の例外ルールであり、符の総数に基づく他の役とは根本的に計算式が異なります。そのため、単に「50符の代わりに25符」と覚えるのではなく、「特殊役として常に25符固定」と理解することが大切です。

また、七対子を1翻で数えてしまうと、リーチやドラが重なった際に満貫やハネ満の境界を誤ってしまいます。例えば「リーチ・ツモ・チートイツ・ドラ2」は正確には6翻でハネ満ですが、1翻扱いにすると満貫止まりになり、実戦で損をしてしまいます。

したがって、正しくは常に2翻役として扱い、他の役との複合時もこの基準を崩さないよう意識しましょう。

スポンサーリンク

七対子(チートイツ)の点数を実戦で使いこなすコツ

Aa

点数の仕組みを理解したら、実際の対局でどう活用するかが重要です。ツモとロンの違い、複合役での打点上昇、実戦でよくあるケースを具体的に紹介します。

▼本章の内容

  • ツモ・ロン別の支払い配分と計算の考え方
  • 七対子と複合しやすい役(タンヤオ・混一色・混老頭など)の打点アップ例
  • Q&A:七対子の点数についてよくある質問
  • 総括:七対子の点数を総括し、実戦で迷わないためのまとめ

ツモ・ロン別の支払い配分と計算の考え方

七対子のツモアガリは支払い配分が一定です。つまり、翻数さえ数えることができれば、七対子でのアガリの際は親も子も支払いはシンプルです。

【七対子の点数早見表】

翻数子点数親点数
2翻1,600(400/800)2,400(800all)
3翻3,200(800/1,600)4,800(1,600all)
4翻6,400(1,600/3,200)9,600(3,200all)
5翻8,000(1,600/3,200)12,000(4,000all)

※()内の点数はツモ時の点数

そのため、上記再掲ですが、点数表を覚えておくことで支払いミスを防ぎ、スムーズな進行が可能です。慣れるまではシミュレーションしてみると良いでしょう。何回も半荘を繰り返せば、親と子の支払い感覚を自然に身につけられます。

また、七対子のツモはリーチと組み合わせやすく、裏ドラが乗りやすいため、ツモを活かした戦略も有効です。裏ドラが複数枚乗れば一気に跳満や倍満まで伸びる可能性もあり、攻撃的な選択としても魅力的です。ちなみに七対子は「跳満の一番の近道」と言われています。

さらに、ツモによって安全牌を減らさずに高打点を得られるため、守備面でもバランスが良い役です。実戦では七対子でアガるときの支払い内訳を正確に言えるようになると、自信を持って条件戦等で打牌判断ができるようになります。

七対子と複合しやすい役(タンヤオ・混一色・混老頭など)の打点アップ例

七対子は形が特殊なため、順子系の役とは複合しませんが、形を問わない役とは複合可能です。代表的なものは以下の3つです。七対子の柔軟性を理解しておくことで、点数をさらに伸ばす応用力が身につきます。

断么九(タンヤオ×七対子の例

Tehai

字牌や一九牌を避ければ自然に複合可能。リーチと併せれば4翻にも!さらに、赤ドラを絡めることで跳満級の打点も期待できます。タンヤオ系の七対子は安定して狙いやすく、実戦で頻繁に登場する組み合わせです。

【混一色(ホンイツ)×七対子の例】

Tehai

同色の数牌+字牌が多い配牌と相性良好。高打点を狙えます。ホンイツと複合した七対子は守備にも優れており、他家が仕掛けても手を崩さず対応できます。また、清一色(チンイツ)まで伸ばせば倍満クラスの威力を発揮します。

混老頭(ホンロートウ)×七対子の例

Tehai

一九字牌のみで構成すると、チートイツと混老頭と複合します。シンプルな構成ですが、混老頭は2翻なため一気に満貫や跳満まで上がることも珍しくありません。特にオーラスの押し引きで逆転を狙う場面では、強力な武器になります。

このように、七対子は柔軟に高打点へ移行できる攻防一体の役なのです。加えて、形が読みづらいため相手に手の内を悟られにくいのも利点です。リーチをかけることでプレッシャーを与えつつ、裏ドラ次第で一撃逆転を狙えるのが魅力です。

Q&A:七対子(チートイツ)の点数についてよくある質問

Q1. 七対子で待ちが2種類になることはありますか?

A. 基本的には単騎待ちの1種類のみになります。

Q2. 七対子は鳴いて成立しますか?

A. 七対子は門前(メンゼン)限定の役です。ポン・チー・カンなどの鳴きが入った時点で七対子は成立しません。

Q3. 七対子でドラが3枚ある場合、点数はどうなりますか?

A. 七対子(2翻)にドラ3枚が加わると合計5翻となり、満貫(子8,000点/親12,000点)になります。リーチ・ツモを加えるとさらに跳満に届きます。

Q4. 七対子とリャンペーコーは複合しますか?

A. 複合しません。どちらも門前役ですが、リャンペーコーが優先される高点法の扱いとなるため、同時に成立した場合はリャンペーコーのみが有効です。

Q5. 七対子の点数は符計算に含まれますか?

A. 七対子は例外的に25符固定で、他の面子構成による符の加算は一切行いません。符計算を省略できる特別な役と覚えておきましょう。

総括:七対子(チートイツ)の点数を総括し、実戦で迷わないためのまとめ

七対子は25符固定の2翻役で、符計算不要という大きな特徴があります。点数は翻数ごとに倍々で増え、子は「8・16・32・64」、親は「12・24・48・96」で暗記可能です。

さらに、ツモとロンの点差を理解し、タンヤオや混一色などと複合することで打点を伸ばせます。リーチ・ツモ・七対子・ドラ2のような形では跳満にも届くため、実戦での狙い目として非常に有力です。

つまり、七対子の点数を正確に理解することは、攻守両面での判断力を高める近道です。今日からあなたもチートイツ・マスターを目指してみましょう!

💡この記事のまとめ

  • 七対子は25符固定で符計算不要の特別な役である。
  • 七対子は常に2翻役として扱われ、1翻扱いは誤り。
  • 子と親の点数は翻数に応じて倍々に増加する。
  • 子は「8・16・32・64」、親は「12・24・48・96」で暗記できる。
  • ツモとロンの支払い配分を理解すると点計算が楽になる。
  • 七対子はタンヤオ・混一色・混老頭などと複合可能。
  • リーチ・ドラを組み合わせることで跳満や倍満も狙える。
  • 七対子は安全牌を抱えながら攻防両立が可能な役である。
  • 実戦での判断基準として「翻数重視」の考え方を身につけよう。
  • 七対子の点数感覚を習得すれば、麻雀全体の打点感覚も格段に向上する。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ルール・マナー
teriyaki1125をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました