ウザク本の読む順番を徹底解説!最短で麻雀強者になる本

麻雀戦術本
こんな方におすすめの記事です
  • ウザク本をどの順番で読めば、自分のレベルから効率よく強くなれるか知りたい人
  • 白・緑・金・赤・青それぞれの難易度や内容を比較して、どこから始めるべきか迷っている人
  • 白本(はじめの書)が本当に初心者向けなのか、批判と反論を踏まえて判断したい人
  • 赤本・青本で挫折した/難しさを感じていて、どこに戻ればいいか悩んでいる人
  • ウザク本と他の何切る本・アプリを組み合わせて、最短で実戦力を上げたい人

ウザク本は「何切る」問題に特化した超有名シリーズですが、発売順と難易度順がズレているため、読む順番を間違えて、学習効率がかなり非効率なりやすい本でもあります。
逆に言うと、読む順番を把握して、ウザク本を読むと最速で麻雀強者になれます。

この記事では、最新の金本まで含めた全巻の特徴を整理し、「レベル別にどこから始めるか」「挫折したときの戻り方」まで、ロードマップとしてまとめます。

💡この記事で理解できるポイント

  1. ウザク本シリーズ(白・緑・金・赤・青)の役割と難易度、想定レベル
  2. 「発売順」と「難易度順」が違う理由と、学習効率を重視したおすすめの読む順番
  3. 完全初心者〜上級者までのレベル別「ここから始める」具体的ステップ
  4. 他の牌効率本・何切る本・アプリとの組み合わせによる、最短上達プラン

ウザク本の順番の結論と全体像

まずは、シリーズ全体のラインナップと「結局どの順番で読むべきか」の結論を先にまとめます。

▼この章で理解できること

  • ウザク本シリーズ5冊の基本ラインナップ
  • 発売順と難易度順が食い違う理由
  • おすすめの読む順番(結論)
  • 間違った順番で読むときのリスク

まず知ってほしいウザク本の読む順番

ウザク本のもっともオーソドックスで失敗しにくい読む順番はこれです。

おすすめの読む順番
  1. 白『はじめの書』
    • 初心者向け。基本ルールや配牌からアガリまでの流れを丁寧に学べます。
  2. 緑『牌効率』
    • 初級~中級向け。牌効率の基礎を体系的に理解し、手作りの精度を向上。
  3. 金『何切る金』
    • 中級向け。似たような牌姿を比較しながら判断速度を高め、実戦での迷いを減らします。
  4. 赤『定石301選』
    • 中級~上級向け。より実戦的な何切る問題を通じて、場況判断や押し引きのセンスを磨きます。
  5. 青『傑作300選』
    • 上級者向け。高難度の理論問題に取り組むことで、高度な雀力を完成させます。順番通りにじっくり学べば、天鳳特上卓でも通用する力がつくでしょう!

下記の順番の狙いはシンプルで、少しずつ階段を上がる形になっているからです。

  • 白で「局の流れと基礎思考」
  • 緑で「牌効率の土台」
  • 金で「中級レベルの比較判断」
  • 赤で「押し引き・定石」
  • 青で「総仕上げ・難問チャレンジ」
てりやき
てりやき

迷ったらまず「白→緑→金→赤→青」の順番だと思ってね。あとから後半に各ウザク本の内容や身に着くスキルもまとめてるから見てみてね!

ウザク本の基本ラインナップ

現在、ウザク本の中核となるのは次の5冊です(通称と役割もあわせて整理します)。

通称書籍主なテーマ想定レベル
白本ウザク式麻雀学習 はじめの書1局通しの何切る・基礎思考初心者〜初級
緑本ウザク式麻雀学習 牌効率牌効率の教科書初級〜中級
金本ウザク式麻雀学習 何切る 金中級向け何切る・比較判断中級
赤本麻雀 定石「何切る」301選押し引きを含む定石何切る中級〜上級
青本麻雀 傑作「何切る」300選高度な牌効率・総合力上級

ポイントは、白・緑・金が「ウザク式麻雀学習」シリーズ、赤・青が初期の定番何切るシリーズという構造です。
白と緑は「教科書寄り」、金・赤・青は「問題集寄り」と考えると、役割が分かりやすくなります。

ウザク本の発売順と難易度順の違い

発売順は次の通りです。

  • 1冊目:青本(2016)
  • 2冊目:赤本(2017)
  • 3冊目:緑本(2019)
  • 4冊目:白本(2021)
  • 5冊目:金本(2024)

一方で、学習効率を考えた難易度順は、ほぼ次のようになります。

白本 → 緑本 → 金本 → 赤本 → 青本

なぜ発売順と違うかというと、

  • 最初の青・赤は、そもそも中級〜上級者向けの「ガチ勢用何切る本」として出た
  • その後、「初級〜中級でも読みやすい体系本が欲しい」というニーズに応えて、緑・白・金が追加された

という背景があるからです。
そのため、青本から読み始めるのは、筋トレ未経験でいきなり高重量スクワットをやるようなもので、まずおすすめできません。

レベル別の最適なウザク本と読む順番

ここからは、「自分の今の実力から見て、どの巻から入るか」を具体的に決めていきます。

▼この章で理解できること

  • 完全初心者がウザク本に入る前にやっておきたいこと
  • ルール理解済みの初級者がどこから入るべきか
  • 中級・上級者の巻の飛ばし方・効率の良い読み方
  • 実力より上の巻から入るときのリスク

完全初心者向けの入り方

ここでいう「完全初心者」は、下のようなレベルを想定します。

  • 点数計算がほぼできない
  • 役名もあやふや
  • 対局そのものをほとんどしたことがない

このレベルからいきなりウザク本に突入するのは、正直かなりキツいです。
おすすめは、という流れです。

おすすめの流れ
  1. ルール入門書やアプリで、基本的なルール・役・点数計算まで一度通す
  2. ネット麻雀や友人との対局で、数十局〜100局ほど実際に打ってみる
  3. そのあとで、白本「はじめの書」に入る

白本は「ルール本」ではなく、
ルール本を一冊読み終えた人が、初めて戦術に触れるための本と考えるのがちょうどいいです。

白本に入る目安は、下記をクリアしているかどうかです。

  • リーチ・一発・裏ドラの意味がわかる
  • 最低限の点数申告(例:満貫・ハネ満)がなんとなくできる
  • ネット麻雀でCPUや初心者卓に座っても、ゲームの流れが止まらない

※「麻雀ルールの覚え方」の記事を読むと、上記も1週間程度でクリアできるようになるので、ご覧ください。

てりやき
てりやき

麻雀を覚えたてだと、麻雀を実戦するのと並行で本を読むことで、かなり効率的に強くなるので、おすすめです。
麻雀を始めたばかりだけど、今すぐに強くなりたい方は是非読んでみてください!

初級者向けウザク本の順番

ここでは、↓のようないわゆる「初級者」を想定します。

  • ルールはだいたい分かる
  • ネット麻雀で東風戦や半荘を普通に打てる
  • でも「何を切ればいいか」がよく分からない

このレベルなら、ウザク本の本格スタートラインに立っているので、

  1. 白本『はじめの書』
    「局の流れ」「5ブロックの感覚」「安全牌を持つタイミング」をつかむ
  2. 緑本『牌効率』
    「5ブロック理論・2ヘッド理論・1シャンテンピーク理論」を体系的に学ぶ
  3. 金本『何切る 金』
    似た形を比べる問題を通して「中級一歩手前レベルの判断力」を鍛える

という順番がもっとも効きます。

てりやき
てりやき

どの本も有名で実績のある本です。特に緑本『牌効率』は、麻雀に慣れだした方にとって、正しい牌効率を教えてくれるから、勝率がかなり上がるよ。
もっとアガりたい、もっと勝ちたい方は絶対に読んでみてね!

この段階では、赤本・青本はまだ手を出さなくて大丈夫です。
無理に触ると、解説の半分以上が頭に入らず、「自分は向いてないのかな…」と勘違いしやすいので注意してください。

中級・上級者の読む順番

中級〜上級者、たとえば

  • 雀魂で玉の間〜王座の間
  • 天鳳で特上卓〜鳳凰卓付近
  • フリー雀荘でトータルプラス

このあたりなら、最初から全巻を視野に入れてOKです。
順番は次のどちらかがおすすめです。

中級寄りの人

  1. 緑本(まだ読んでなければ最優先)
  2. 金本
  3. 赤本
  4. 青本

上級寄りの人(牌効率の基礎がすでにある人)

  1. 赤本
  2. 青本
  3. 金本(比較問題で感覚を整える)
  4. 緑本・白本で理論の抜け確認(必要に応じて)

中級〜上級者にとって大事なのは、「自分がどこで負けているかに応じて順番を変えること」です。

  • 形選択や受け入れ比較でよくミスる → 緑→金→赤
  • 押し引き・局収支でミスる → 赤→青
  • 打牌スピードは速いが、局全体の構想が甘い → 白→金→赤

上記のように、「弱点ファースト」で巻を選ぶと、伸び方が変わります。

てりやき
てりやき

金・赤・青は麻雀が十分打てる方向けの本だよ。麻雀仲間と差を開きたい方や、鳳凰卓や魂天を目指す方は絶対に読んだ方が近道になるよ!

各ウザク本シリーズの特徴と読む順番の根拠

この章では、白・緑・金・赤・青のそれぞれについて、「どんな本なのか」「どの順番で読む根拠があるのか」を詳しく見ていきます。

▼この章で理解できること

  • 白本が「はじめの書」と呼ばれる本当の意味と、適切な対象レベル
  • 緑本・金本がなぜ牌効率の土台〜発展に向いているのか
  • 赤本・青本が難しすぎると言われる理由と、挫折しないための付き合い方
  • シリーズに共通する3つの基礎理論(5ブロック・2ヘッド・1シャンテンピーク)の位置づけ

白本とはじめの書の位置づけ

白本『ウザク式麻雀学習 はじめの書』は、「1局通しの何切る」が最大の特徴です。

  • 上段:東1局から南4局まで、配牌〜アガリまでを1巡ずつ何切る形式で追う
  • 下段:上段とは独立した、テーマ別のプラス1問(孤立牌処理・スリム化など)

ウザク氏自身のnoteでも語られているように、「はじめの書」というタイトルはかなり議論を呼びました。

白本は本当に初心者向けか?

  • 宣伝では「ルール覚えたてでもOK」的な扱いをされた
  • 一部の批評では「難しすぎる」「初心者には無理」と否定的な意見もあった
  • 著者本人は「タイトルのつけ方は反省している」「ルール本を一冊読み切れる人なら読める想定だった」と語っている

ここから読み取れる現実的な結論は、
白本は「ルールを一通り理解した初心者〜初級者向け」であり、「役もあやしい完全初心者」の1冊目には重い
ということです。

つまり、下記くらいのイメージがちょうど良いです。

  • ルールブック0冊 → いきなり白本→ 挫折しやすい
  • ルールブック1冊+数十局の対局 → 白本→ 十分ついていける

白本を読む目的

白本で身につけたいのは、主に次のような感覚です。

  • 配牌を見て、まず何を考えるか(役を狙うのか、門前リーチか、守備寄りか)
  • 途中で安全牌をどのタイミングで確保するか
  • 5ブロック理論や2ヘッド理論を、「1局全体の中で」どう使うか
  • 点数計算・点棒申告の基本

白本は、よくある「ルール本」よりも、実戦の流れに即した考え方を体験できる本です。
その意味で、ウザク本シリーズの「入口」として、順番の一番前に置く価値があります。脱初心者のための最適な本なので、ぜひ読んでみてください!

緑本・金本の牌効率強化

ウザク本シリーズで牌効率を専門的に扱うのが、緑本と金本です。
この2冊はセットで見ると理解しやすくなります。

緑本『ウザク式麻雀学習 牌効率』

緑本は「教科書」です。

  • 5ブロック理論
  • 2ヘッド理論(頭候補は2つが基本、3つ以上は原則NG)
  • 1シャンテンピーク理論(1シャンテンのときに受け入れを最大にする)

など、ウザク本全体を通じて使われる重要な理論が、ここで体系的に整理されています。

構成は下記のスタイルで、復習しやすいのもこの本の強みです。

  • 1テーマ=見開き2ページ
  • 右下にそのテーマの「一言要約」

順番として、白→緑の理由は明確で、

  • 白で「局の流れの中での5ブロック」をなんとなく体感
  • 緑でその理論を言葉と数字で理解し直す

という流れにすると、知識が一気に安定するからです。我流で鍛えた牌効率も良いですが、一度正しい牌効率を学ぶと、一気に聴牌率・和了率がかなり上がるので、聴牌率・和了率に悩んでいる方は読んで実戦すると、この本の凄さを実感できるはずです!

金本『ウザク式麻雀学習 何切る 金』

金本は、緑本の「問題集版」という位置づけです。

  • 約200問の何切る問題
  • 似た牌姿をまとめて、「何が違うと切る牌が変わるのか」を比べる構成
  • 最初の60問は比較的やさしめ、後半ほど「どちらも良さそうだが、実は差がある」問題が増える

金本で身につくのは、

ただ「受け入れ最大」を選ぶだけでなく、打点・最終形の良さ・リーチ後の待ちの強さまで含めて、どこに寄せるか

という考え方です。

そのため、順番としては、

  • 緑本で牌効率の理論(受け入れ比較・5ブロック・複合形)を理解
  • 金本でその理論を、実戦的な何切る問題で身体に落とし込む

この2段構えが最も効率的だと言えます。

麻雀をやっていると、この手牌の場合「どっちを切るのが良いんだろう」と思うシーンがありますが、それを解決してくれるのが金本です。かなり実践向きの本なので、次のステップアップの本としてぜひ読んでみてください!

赤本・青本で挫折しないコツ

赤・青は、初期からある何切る本で、いまも「最強クラスの問題集」として評価されています。

ただし、難易度が高く、構成にもクセがあるため、挫折する人も少なくありません。

赤本『麻雀 定石「何切る」301選』

  • 想定レベル:中級〜上級
  • 押し引き・巡目・点棒状況まで踏み込んだ実戦的な何切る
  • 特に前半に「最難クラス」の問題が集中しているという声もあり、序盤で心が折れやすい

挫折しないためのポイントは、

  • 全問を完全理解しようとしないこと
  • 1周目は「なんとなく理由が分かる問題」だけを追い、分からない問題は印だけ付けてスキップする
  • 2周目以降で、印を付けた問題だけを重点的に復習する

です。

赤本の目的は、押し引き・定石の判断基準を「なんとなく」から一段深くすることであり、
最初から細部まで暗記する必要はありません。「なんとなく」だと勝つのに限界が来るので、殻を破りたい方は絶対に読むのがおすすめです!

青本『麻雀 傑作「何切る」300選』

  • 想定レベル:上級
  • ウザク氏が1000問以上から300問を厳選した「傑作集」
  • 前半は比較的やさしめ、後半になるほど難易度が急上昇する構成と言われる

青本で挫折しないためには、

  • 赤本をある程度終えてから入ること(最低でも1〜2周)
  • 青本も「前半だけ先にやる」くらいの気持ちで入り、後半の難問は後回しにする
  • 解説を読んで「考え方が新鮮だ」と感じた問題に付箋を貼り、そこだけ繰り返す

くらいの「緩さ」が必要です。

赤・青で多くの人がハマる罠は、

  • 正解できない=自分は弱い、と決めつける
  • 全問理解しないと先に進んではいけないと思う

この2つです。

ウザク本シリーズは、著者本人も「繰り返し前提」で作っているため、飛ばしながら周回してOKだと割り切った方が、結果的に定着が早くなります。

赤・青まで読み切ったら、麻雀仲間とは差ができて、負けなしになります!勝ち頭に向けて、ぜひ読んでみてください!

他の麻雀本との併用とウザク本の順番に関するQ&A

最後に、ウザク本と他の本・アプリをどう組み合わせるか、そしてよくある「読む順番」に関する疑問に答えます。

▼この章で理解できること

  • ウザク本が難しすぎると感じたときの「橋渡し本」
  • アプリを使った反復学習のやり方
  • 「どのレベルからどの巻?」という典型的なQ&A
  • 自分の実力より上の巻から始めたときのリスクとリカバリー方法

他の何切る本との組み合わせ

ウザク本は優秀ですが、「いきなりはキツい」「一度つまずいた」という人も少なくありません。
そんなときに使える「橋渡し本」としては、次のあたりがとても相性が良いです。

たとえば、

というように、ウザク本でつまずいたポイントを、他本で補強するのが効率的です。

ちなみにですが、おすすめの麻雀本15冊を徹底紹介している記事もありますので、もっと強くなりたい方は、ぜひ読んでみてください。

アプリ併用で効率化する方法

ウザク本は書籍だけでなく、スマホアプリ「麻雀ウザク式何切る?」とも連動しています。

麻雀ウザク式何切る?
麻雀ウザク式何切る?
開発元:Uzakushki
無料
posted withアプリーチ


アプリ学習のメリットは、下記の点です。

  • 通勤時間などのスキマで問題を解ける
  • 間違えた問題だけを繰り返しやすい
  • 時間を計って解くことで、実戦に近いスピード感を体験できる

おすすめの使い方は、

  1. 書籍を1冊通読(ざっくりでOK)
  2. アプリで「同じテーマの問題」を反復
  3. もう一度本に戻り、解説をじっくり読み直す

という本⇄アプリの往復学習です。

特に、緑本・金本・赤本の内容をアプリで反復すると、牌効率と押し引きの「反射速度」がかなり上がります。

著者ウザク氏のプロフィール

ウザク氏はペンネーム『G・ウザク』で活動しており、ブログ・note・Xで積極的に情報発信する麻雀研究家。ブログやYouTubeなどのオンラインプラットフォームを通じて、麻雀の研究成果を積極的に公開しています。

特に「何切る問題」の制作数は1,000問を超え、その精緻な問題設計や明快な解説が評価され、多くの麻雀愛好家から支持されています。

さらに、自身の研究成果を活かした書籍の出版やスマートフォン向けアプリ開発にも力を入れており、初心者から上級者まで幅広い層に向けて実践的な麻雀学習コンテンツを提供しています。

ウザク本の順番に関するQ&A

最後に、よくある質問をQ&A形式でまとめます。

Q1. 1冊目に白本と緑本、どっちがいい?

  • すでにネット麻雀で何百局も打っていて、ルールも点数計算も問題ないなら、緑本から始めてもOKです。
  • 対局経験が少なく、「局の組み立て方」がよく分からないなら、白本を1冊目にする方がスムーズです。

Q2. 白本は「ルール覚えたて」でも読める?

  • ルールブックすら読んでいない完全初心者には厳しいです。
  • ただし、ルール本を一冊読み、何局か打ったあとなら十分ついていけます。
    → 現実的には「ルール理解済み〜初級者向け」と考えるのが妥当です。

Q3. 赤・青で挫折した。どこに戻ればいい?

  • 押し引きや場況判断でつまずいた感覚があるなら、金本や緑本に戻るのがおすすめです。
  • 「そもそも形選択が怪しい」と感じるなら、
    → 緑本+他の牌効率本(基本形80など)で、形の基礎から再チェックしましょう。

Q4. 自分の実力より上の巻から始めると何が起こる?

  • 解説の半分以上が理解できない
  • 正解しても「なぜそれが良いか」を説明できない
  • 結果として、実戦でまったく再現できない

という状態に陥ります。
「読んだけど何も変わらない」と感じる最大の原因がこれです。
分からないと感じたら、「一つ前の巻」に素直に戻る方が、トータルでの上達は確実に速くなります。

Q5. ウザク本以外に何を組み合わせればいい?

  • 「牌効率」
    → 緑本+平澤牌効率本+基本形80
  • 「押し引き・局収支」
    → 赤本+『令和版 現代麻雀 押し引きの教科書』+『現代麻雀 手作りと押し引きの鉄戦術』
  • 「弱点補強」
    → 『麻雀 弱点克服ドリル』で、自分の苦手ジャンルをピンポイントで鍛える

このあたりをセットにすると、ウザク本の理解度と実戦への落とし込みが一気に変わります。

てりやき
てりやき

ウザク本は、それぞれの巻が「得意分野」を持ってるよ。

自分のレベルより少し下〜ピッタリくらいの巻を選び、分からなくなったら一歩戻る。そして、本で理解したつもりの内容をアプリや実戦で繰り返す。

このサイクルを回せれば、「ウザク本 順番」で迷う時間が、そのまま勝率アップに変わっていくよ。

総括:ウザク本の順番ガイドのまとめ

この記事で整理してきた内容を、最後に要点だけまとめます。

💡ウザク本に関する要点:

  • ウザク本の基本ラインナップは「白(はじめの書)・緑(牌効率)・金(何切る金)・赤(定石301)・青(傑作300)」の5冊
  • 発売順では「青→赤→緑→白→金」だが、難易度順で読むなら「白→緑→金→赤→青」がもっとも効率的
  • 完全初心者はいきなりウザク本に入らず、ルール本+数十局の実戦をこなしてから白本に進むのが安全
  • 白本は「ルール理解済みの初心者〜初級者」が対象で、「はじめの書=完全入門書」ではない点に注意
  • 緑本は5ブロック・2ヘッド・1シャンテンピーク理論を体系的に学べる牌効率の教科書で、シリーズの土台
  • 金本は緑本で学んだ理論を実戦的な何切るで鍛える中級者向け問題集で、「受け入れ最大」から一歩進んだ判断を身につけられる
  • 赤本・青本は中〜上級者向けで、前半・後半で難度差も大きいため、「飛ばしながら周回」する前提で取り組むと挫折しにくい
  • 自分の実力よりかなり上の巻から始めると、「解説だけ読んで終わり」で実戦に再現できず、学習効率が極端に落ちる
  • ウザク本が難しいと感じたら、平澤本や基本形80・押し引き本などの他教材を「橋渡し」として挟むと理解がスムーズ
  • 書籍でインプットした内容を、アプリ「麻雀ウザク式何切る?」や実戦・牌譜検討で反復することで、知識が実際の勝率アップにつながる

この順番ガイドをベースに、「今の自分のレベル+1段階上」のウザク本を1冊選び、まずは1周回してみてください。
分からない箇所が多ければ一歩戻る。理解が物足りなければ次の巻に進む。
そのシンプルな調整こそが、ウザク本を最大限に活かすコツです。

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