- Mortalの使い方・見方を知りたい
- Mortalを使った勉強法を知りたい
- Mortalとの対戦方法を知りたい
世の中の雀士は麻雀AI “Mortal”というサービスを活用し、牌譜解析・牌譜検討したい方が多数いますが、”Mortalの使い方・見方がわからない”という理由で利用しないというケースがよく見かけます。
本記事ではネット麻雀歴15年の牌譜検討オタクのてりやきがMortalの使い方、見方などを具体的に解説します!

牌譜検討は麻雀が強くなるために非常に有効です。特に強い麻雀AIの打牌は非常に勉強になるので、Mortalを使いこなして、一緒に強くなっていきましょう!!
無料の牌譜解析AI Mortalとは?

Mortalとは、簡単に言うと無料で利用できる牌譜検討に役立つ麻雀AIです。
麻雀AIは、過去の大量の牌譜を学習しているAIであり、過去データを基に統計的に見て、最適な一手を選択するものです。
麻雀AIって強いの?
「麻雀AIが強さは?」という質問を見かけますが、プロにも匹敵するほどの非常に強いAIがいます!Mortalは7~9段の実力があると言われています。
麻雀の押し引きはしっかりできているので、麻雀を鍛えるために、非常に役立ちます。特に押し引きが未熟な方が多い、初級者~中級者には牌譜検討する上で非常に役立ちます!

Mortalを利用して強くなれるのは、特に初級者~中級者です!
Mortalの牌譜解析の使い方・見方

では、さっそくMortalの使い方・見方を学んでいきましょう!
Mortalに牌譜を読み込ませる方法
↓がMortalのサイトです。

↓を設定し、”私は人間です”のチェックを行った後、”送信”ボタンをクリックしてください!
- 牌譜入力
- 麻雀アプリから牌譜URLをコピーして、牌譜URLを設定
- 対象プレイヤー
- 評価したいプレイヤーを選択
- Mortalネットワーク
- Mortalのスタイルを↓の中から選択
- トップ取りタイプ
- バランスタイプ
- ラス回避タイプ
- レガシーバージョン
- 人間に近い、でも最も弱い
- 天鳳や雀魂はラス回避が重要なので、天鳳や雀魂の中で上位に行きたい方はラス回避タイプを選択しましょう
- Mortalのスタイルを↓の中から選択
- UI
- KillerDuckyを選択。
- KillerDuckyとClassicのどちらかを選択可能ですが、KillerDuckyのほうが動的に牌譜検討ができて、おすすめです
- 言語
- 任意の言語を選択
- 高度なオプション
- 特に設定しないことをお勧めします。
- AIの学習パラメータを設定可能なオプションでして、誤って設定すると、麻雀AIが弱くなってしまうためです。
Mortalの見方・使い方
上記がうまく設定できれば、↓のような画面がでてきて、牌譜検討が可能になります。

- 赤枠の部分
- 牌譜検討したい場面へ移動するためのボタンがあります。
- 例えば、”次のラウンド”をクリックすると次の局、”次の選択”をクリックすると次の打牌の場面になります。
- 便利な機能として、”前/次のエラー”があります。これは”人間とMortalの打牌選択が違う場面”に移動します。
- なので、Mortalと、どこが違うのかを調べたい場合は、このボタンを使うと見つけやすいです。
- 牌譜検討したい場面へ移動するためのボタンがあります。
- 黄枠の部分
- 人間(プレイヤー)の打牌と、Mortal(モータル)の打牌が表示されています。
- 打牌に差がある部分が、麻雀が強くなる可能性を秘めている部分なので、こういった場面を中心にしっかり牌譜検討しましょう!
- 紫枠の部分
- Mortalの打牌候補を一覧化した部分です。並びはMortalのおすすめ順になっています
- ”質問”、”ポ”は深く考えず、おすすめの度合いだと捉えてください
- 質問の本来の表示は”Q^π(s,a)”だと推測していますが、これは強化学習における行動価値関数のことであり、Mortalを利用する上では不要な情報なためです。
上記のように、牌譜を読み込ませることで、天鳳7段級のMortalがどのように打つか分かるようになります。Mortalを活用して、麻雀が強くなるための使い方としては下記です。
- 麻雀を打っていて、自身が非常に迷ったシーンをMortalを活用し、牌譜検討する
- 麻雀で迷ったシーンはメモをして、Mortalに見てもらいましょう。
- 人間は打牌の良し悪しを感覚で最終判断してしまいますが、Mortalは統計的に判断するので、客観的に良い打牌というのが分かるので、微妙な差というのをMortalを利用して、突き詰めていきましょう!
- 微妙な差が、麻雀を長くやっていくと、成績に大きな差が生まれるものなのです。。
- 牌譜を読み込ませ、自身とMortalの違う打牌を見つけ、牌譜検討する
- 定期的に牌譜検討をするためにMortalを利用することをおすすめします。
- 麻雀が打っていて、自身は最適だと打牌選択している牌は、実は最適ではない可能性があります。
- Mortalを利用すれば、更に良い打牌選択が見つかるかもしれないので、ぜひ定期的にMortalを使って、自身の打牌を見直すようにしましょう!

麻雀AIを活用すると、より自信を持って打てるようになったり、自分の打牌選択の幅が広がったり、色んな良い影響がありますよ!
実はMortalと対戦が可能
ちなみにですが、Mortalのページの下部に↓のような設定があり、こちらでMortalと対戦することできます

重要な部分がMortalモデルです。このMortalモデルで、対戦するMortalの種類(麻雀のスタイル)を選択できます。選択できる種類は↓です。
- トップ取りタイプ
- バランスタイプ
- ラス回避タイプ
- レガシーバージョン
- 人間に近い、でも最も弱い
麻雀はルールに合わせた打ち方があるため、このように種類が用意されています。例えば、ラス回避が重要なルールの場合は、トップ取りタイプでは良い成績にはならない!といったイメージです。
もし、あなたが雀魂、天鳳で上位に行きたい場合は、ラス回避が非常に重要なルールなため、ラス回避麻雀を鍛えるために、ラス回避タイプを選択することを推奨します!!
Mortal以外の麻雀AIを紹介!

Mortal以外にも麻雀AIは存在するため、有名な2つの麻雀AIを紹介します。
NAGA
NAGAは、有料サービスの麻雀AIです。

そして、このNAGAは天鳳の特上卓で十段に達成したという、とんでもない麻雀AIです
特徴としては↓があり、ご興味あれば、ぜひご利用下さい!
- 麻雀の基本を忠実に淡々とこなすタイプ
- 基本的には、和了を目指すために、牌効率重視で打つ
- 割と聴牌したら、多くの手替わりがあったとしても、待たずにリーチ
- 押し引きは、自身が聴牌しているか否かが、大きく影響している様子
まさにデジタル!!!
KIRIN
KIRINは、人気オンライン麻雀”Maru-Jan”の麻雀AIです。
KIRINは、局収支を基準に最適な打牌を見出すAIです!今後、半荘収支基準のモードも作られていくようです。
また、KIRINはMaru-Jan会員160万人のうち、トップ0.008%のトップクラスのプレイヤーデータ7,000万局を学習しています。
そもそもMaru-Janは他の麻雀アプリより強い雀士が集まっており、その中のトップクラスのデータなので、非常に強い麻雀AIになっていると推測できます!
Maru-Janは会員登録無料のオンライン麻雀、ぜひやってみて下さい!雀魂や天鳳とは違った麻雀を楽しむことができます!
まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
是非、麻雀AIという、現代の麻雀の勉強方法で強くなっていってください!麻雀AIを使いこなせない雀士の一歩リードに行くことができるので、どんどん強くなること間違いなしです!
今回は麻雀AIでの鍛え方をご紹介しましたが、麻雀の本も、麻雀が強くなる上で非常に有効なため、おすすめの書籍を紹介します!ぜひ、こちらも活用下さい!!
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