絶対に買ってはいけない麻雀戦術本の見極め方[天鳳8段が教えます！]

それぞれのレベルに合った「避けるべき本」と「本当におすすめできる良書」を、丁寧に解説していきます！

麻雀戦術本は、知識を深め、強くなるための重要なツールです。しかし、中には内容が古かったり、実力の向上に役立たないものも存在します。特に初心者にとっては、選ぶ本を間違えると「間違った常識」が身につき、逆に成績が落ちてしまうことも。

ここでは「絶対に買ってはいけない麻雀戦術本」の特徴を明らかにし、読者が損をしないよう注意点を解説していきます。「麻雀本 買ってはいけない」と検索する方の不安に寄り添いながら、本当に役立つ選び方も紹介します！

絶対に買ってはいけない麻雀戦術本とは？その特徴と注意点

麻雀戦術本の中には、読めば読むほど逆効果になるものも存在します。 この章では、そうした「買ってはいけない本」の典型例を紹介していきます。

初心者が手を出しやすいが危険な麻雀本の特徴とは

初心者は「わかりやすそう」「とっつきやすい」という理由だけで本を選びがちです。以下のような特徴には注意しましょう。

• 役の説明しか載っていない（戦術的内容が薄い）
• 経験談ばかりで実践的なアドバイスがない
• 根拠のない自信だけで語っている

このような本では、麻雀の本質に触れることができず、表面的な知識しか身につきません。

古すぎる戦術や時代遅れの理論に要注意

ネット麻雀が主流となった今、20年前の戦術本では通用しない場面もあります。

• 面前重視すぎる
• 鳴き麻雀を否定
• ドラや赤に関する意識が低い

「昭和の感覚」が抜けないような戦術は、今の競技麻雀では通用しません！

著者の実績・肩書きだけで判断してはいけない理由

「プロ」「元タイトルホルダー」などの肩書きがあると安心してしまいがちですが、その実績が本の内容と一致しているとは限りません。

• 実績＝教える力ではない
• 昔の打ち筋が今の麻雀に適応していない可能性

著者の実力だけでなく、「読者視点に立った説明か」「データに基づいているか」をチェックしましょう！

SNSやレビューだけに頼ると見誤るリスク

AmazonやSNSのレビューは参考になりますが、必ずしも正しい評価とは限りません。

• 仲間内で高評価をつけている可能性
• 読みやすさ＝内容の良さではない

複数のレビューを比較し、自分のレベルや目的に合っているか確認しましょう。

読むだけで強くなる！は危険なキャッチコピー

「この本を読むだけで強くなる！」といったコピーは非常に危険です。

• 麻雀は実戦を通じてしか上達しない
• 理論だけで勝てるほど単純ではない

「読む→実戦→振り返り」のサイクルが必要です。学び方そのものも紹介している本を選びましょう！

絶対に買ってはいけない麻雀戦術本を避けるために知っておきたい名著・良書

麻雀戦術本には「名著」と呼ばれるものも数多く存在します。ここでは、読者のレベルに応じたおすすめ書籍を紹介していきます！

初心者に本当におすすめできる麻雀本3選

初心者が最初に手に取るべき戦術本は、ルール習得後の「基礎固め」に焦点を当てたものが理想です。以下の3冊は、麻雀の基本戦術や実践的なコツを丁寧に解説し、挫折せずに楽しく強くなれる入門書として評価されています。

• 『これだけでOK！麻雀初心者が最速で勝ち組になる方法』（平澤元気 著）
  • 実戦を意識した基礎固めができる。初心者にとっての“70点主義”が明快！

• 『3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法』（金太賢 著）
  • 勝つために必要な手役の優先度や押し引きのコツを3ヶ月で習得可能。

• 『麻雀1年目の教科書』（千羽黒乃 著）
  • 麻雀VTuberによる楽しい解説。初心者が1年で着実にステップアップできる構成。

中級者が強くなるために読むべき麻雀本とは

中級者は、「牌効率」や「押し引き」「鳴き判断」など実戦に直結する知識の精度を上げていく段階です。以下の3冊は、思考力を養いながら勝率アップを目指す中級者にぴったりです。

• 『ウザク式麻雀学習 牌効率』（G・ウザク 著）
  • 基礎から応用まで、300問以上の問題で手組み力を鍛える定番の一冊。

• 『麻雀 定石「何切る」301選』（G・ウザク 著、福地誠 監修）
  • 状況別の判断力を鍛えられる問題集形式。実戦派中級者におすすめ！

• 『麻雀勝ち組の鳴きテクニック』（川村晃裕・木村由佳 著）
  • 鳴きのテクニックを徹底解説。鳴きが苦手なプレイヤーに革命を起こす1冊！

上級者でも満足できる深い麻雀戦術本の紹介

上級者に求められるのは、守備力・読み・押し引き判断の“精度”です。以下の3冊は、勝負どころでの失点を防ぎ、戦局を読む力をさらに磨きたい方におすすめの書籍です。

• 『麻雀技術 守備の教科書 振り込まない打ち方』（井出洋介・小林剛 共著）
  • 守備の型を論理的に学べる。“振り込まない”麻雀の実践指南書。

• 『通せる牌が倍増！麻雀鳴き読みドリル』（平澤元気 著）
  • 鳴きから読み解く力を鍛える。実戦で通せる牌が格段に増える！

• 『麻雀 捨牌読みガイド』（土井泰昭 著）
  • 捨て牌からの情報読みを体系化。読みの技術を論理的に高められる良書。 中級者は、牌効率や押し引きの判断に磨きをかける段階です。

自分の課題を認識し、必要な知識にフォーカスしましょう！

【総括】絶対に買ってはいけない麻雀戦術本を避けるために

麻雀戦術本は、上達の手助けにも、足かせにもなりえます。

重要なのは、以下の3点です：

• 書籍の出版時期と内容の妥当性をチェックする
• 著者の実績より「読者目線の解説力」に注目
• 読後に実践し、振り返るサイクルを意識する

正しい戦術本を選べば、あなたの麻雀は確実に強くなります。ぜひ、自分のレベルと目的に合った名著と出会ってくださいね！