はじめに
天鳳8段に至るまでに私が獲得した非常に重要な麻雀ノウハウですので、麻雀を強くなりたい方はぜひご参考ください。
この記事では配牌をもらってから1巡目~最終巡目までの私の打ち方をまとめてみました!(あくまで打ち方に対する大枠の考え方なので、細かい押し引きについては別記事に書きます)
この記事の打ち方を参考にし身に着けていただくことで、放銃率の低下&和了率の向上、結果として平均順位が改善されると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
1~6巡目(その局の打ち方の方針を決めよう!)
まず結論からお伝えすると、6巡目までにその局に対し、下記に対し大枠の方針を決めましょう。
- 和了を目指すのか or ベタ降りするのか
- 面前で和了を目指すのか or 鳴きで和了を目指すのか
- 牌効率を下げて安牌を持ち和了を目指すのか or 安牌を持たず牌効率重視で和了を目指すのか
ちなみにですが、なぜ6巡目までに打ち方の方針を決めるのが良いかというと、大きくは2つ理由があります。
- 平均聴牌巡目が8巡と言われており、大体が8巡目までに誰かが和了できる状態となるため、その前に打ち方の方針を決めることで、8巡目以降の対策がしやすくになるためです。
- 6巡目というのは4人の中で誰が聴牌に近いかがある程度見えてくるので、打ち方の方針を決めることがきるようになるためです。
- 「4人の中で誰が聴牌に近いかがある程度見えてくる」の判断方法は別記事にてお伝えします
押し引き(和了を目指すのか or ベタ降りするのか)について、↓も参考になるので、ぜひご覧ください!
和了を目指すのか or ベタ降りするのか
簡単に言うと、あなたが和了する可能性が明らかに低い場合はベタ降り。それ以外は和了を目指すのがよいと思います。
和了する可能性が明らかに低い場合というのは、例えば下のような場合です。
- あなたの手牌が遅く、和了する可能性は低い場合
- たとえば、6巡目で4シャンテンなど
- 平均聴牌巡目は8巡目なので、6巡目で4シャンテンだと和了する可能性は低いです
- 6巡目までに他家が聴牌となっていそうな場合
- 他家が2回鳴いていたりすると、聴牌が近い可能性があります
- 早い巡目で中張牌(特に3~7の牌)が切られだしている場合は、聴牌が近い可能性があります
- 七対子や国士無双、チャンタ、ホンイツは捨て牌が特殊になるので、上記には当てはまりませんが。。。
- などなど
面前で和了を目指すのか or 鳴きで和了を目指すのか
下記の状況の場合は鳴きで和了を目指し、そうでない限りは面前で和了を目指すのがよいと思います。
- あなたの手牌が面前では和了できそうにないが、鳴けば和了できそうな場合
- あなたが面前で和了しようとすると、他家に先に和了されそうな場合
- などなど
ただし、高打点が必要な状況もあると思うので、そこは点数状況を見て、面前で行くか/鳴いて行くかは柔軟に決めましょう
牌効率を下げて安牌を持ち和了を目指すのか or 安牌を持たず牌効率重視で和了を目指すのか
基本的には打点を軸に決めるのが良いと思います。
あなたの手牌が高打点な場合は、牌効率重視して、素早く和了を目指す。
低打点の場合は、牌効率を犠牲にして安牌を持って、できるだけ安全に和了を目指す。
とはいえ、あなたが安牌だと思った牌が安牌にならないこともあるので、基本的には牌効率重視で素早い和了を目指すのが良いと思います
7~12巡目(他家の聴牌気配を気にしながら、振り込まないことを意識して打とう!)
麻雀の聴牌巡目を統計的に計算したところ、平均聴牌巡目は8巡目のようです。
つまり、7~12巡目の間に他家が聴牌する確率が非常に高いため、他家の捨て牌を見ながら、下記を意識して、振り込まないように打牌しましょう!
- 現状の他家のシャンテン数はどのくらいか?
- 危険牌になりそうなのは、どの辺か?
上の2つを意識して、他家から聴牌気配を察知したら、降りるor回し打ちすることで放銃率はかなり下がり、和了率は上がります!
主観ではありますが、大抵の方は「和了することより放銃しないことが大事である」と意識するほうが、麻雀は強くなる(=平均順位は改善される)ケースが多いです。
この7~12巡に他家の手牌状況を正しく認識できることで放銃率、和了率は改善されます!
危険牌エリアや、他家のシャンテン数などの見方の詳細は他記事に作成しますが、他家のシャンテン数の見方について少しだけ記載しておきますと、私の場合は、他家が下記の打牌をすると1,2シャンテンっぽいと判断します。
- ペンチャン、カンチャン落とし
- 両面落とし
- トイツ落とし
13~最終巡目(他家は聴牌していると思って、振り込まないことを意識して打とう!)
(しつくて申し訳ないですが重要なので、もう一度記載しておくと)麻雀の聴牌巡目を統計的に計算したところ、平均聴牌巡目は8巡目のようです。
なので、13~最終巡目は複数の他家が聴牌している可能性が高いです。少なくとも、一人は聴牌していると見るのが良いと思います。
危険牌になりそうなのは、どの辺か?を意識して、振り込まないことを意識して打ちましょう。
さらにもう一度記載しますが、主観ですが、大抵の方は「和了することより放銃しないことが大事である」と意識するほうが、麻雀は強くなる(=平均順位は改善される)ケースが多いです。
また、13~最終巡目においては、形式聴牌を取るかどうかに判断があると思います。
形式聴牌を狙う場合の巡目について諸説ありますが、14-15巡目あたりから期待値的にはプラスになるようなので、形式聴牌を14-15巡目あたりから狙うようにしましょう。
まとめ
最後にまとめです。
- 麻雀の打ち方において、ベースとしては下記にすることで、麻雀が強くなる(和了率、放銃率、平均順位が改善する)と考えます。
- 1~6巡目:その局の打ち方の方針を決めよう!
- 7~12巡目:他家の聴牌気配を気にしながら、振り込まないことを意識して打とう!
- 13~最終巡目:他家は聴牌していると思って、振り込まないことを意識して打とう!
- 麻雀が強くなるための重要な考え方としては、「和了することより放銃しないことが大事である」
- 平均聴牌巡目は8巡目なので、7巡以降は他家の聴牌気配を意識して、振り込まないように和了を目指す
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本記事の内容は、私が麻雀の成績を上げる上で役立ったノウハウですので、ご参考頂けると幸いです。
最後に、僕が読んできた麻雀本の中で、押し引きにおいて、最も勉強になった本を紹介させてください。
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ご意見、ご質問がありましたら、ぜひご連絡ください!!
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